名君賢将の動きて人に勝ち、成功、衆に出ずる所以のものは、先知なり
(めいくんけんしょうのうごきてひとにかち、せいこう、しゅうにいずるゆえんのものは、せんちなり)
 名君、賢将と言われる人が戦えば勝ち、成功するのは、敵よりも早く情報を制するからである、ということ。

 情報を得るスピードの問題です。
 確かな情報であっても、人より遅れて手に入れたのでは意味のない情報になります。
 先手を打つ。厳しい競争社会にいる人には、身にしみる言葉かと思います。

 営業時代、「アンテナは高くしておけよ」とよく言われていました。
 そうは言われても、「どうやって手に入れていいかわからない」というのが、当時の心境でした。

 インターネットがこれだけ発達してくると、たいていの事柄はパソコンの前で調べられるようになります。
 今の仕事にかかわる医療情報、診療報酬にかかわる情報、公になるかなり前の段階から噂は流れ始めます。
 早く情報を手に入れれば準備もできるので、よくネットで検索していますが、噂や思い込み?に当たることも多く、下手をすると情報に振り回されそうになることもあります。
 早さと裏付け、この2つが情報の氾濫している中では必要でしょう。

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