敵とこちらの状況を比較した時に有利であっても、その有利な状況を臨機応変に使いきらなければ勝利することはできない。と、いうこと。その昔、「営業職」をしていました。このような状況はよく理解できます。
自分の扱う商品に興味を持ったお客様という有利な状況であっても、契約までうまくこぎつけるときもあれば、つぶれることもありました。「営業にマニュアルはない」とはよく言われますが、本当にその通りだと思います。こちらの事情と相手の事情、商談のタイミング、ライバルの動きなど、多くの要素が絡まって初めて契約も成り立つのでしょう。たとえ、お客様が興味を持っているという有利な状況で始めた商談であっても、その場その場の対応がしっかりできないとつぶれてしまいます。
相手の出方や要求、状況に素早く対応し、有利な状況を崩さずにいられる余裕を持っていたいものです。