能なるもこれに不能を示す
(のうなるも、これにふのうをしめす)

 できるのにできないふりをする、ということ。兵は詭道なりに続く言葉で、いざ攻めようとするときは相手を油断させるために、攻めあぐねているふりをしろ、ということです。

 中学、高校時代。季節ごとの試験が近づくたびに、「勉強なんてしてないよ」という人は多くいます。
 もちろんそんなことはなく、試験の結果が出れば「やってたな!」といいたくなる相手は多くいました。
 別にこっちを攻めるわけでもなく、油断させるつもりもないのでしょうが、友の言葉を信じて夢中で遊んでいた自分。

 結果はいうまでもなく・・・

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