家族向けの介護教室に続いて、職員向けの講義を行ないました。
そこで、上記家族向けのスライドを少し細かく作り直したのが、このスライドです。
内容の適切さや、2つのスライドでの違いの意味などについて、ご意見いただければありがたいです。当日は初めに30分、リハ医からVFやVEの映像を加えた正常嚥下と誤嚥に関する総論があり、その後を引き継ぐ形で30分の話をしました。
多くの方がこのような経験をしていることと思いますが、ご家族や他職種の方に嚥下のことを話す場合、どんな内容を盛り込むかは悩むところではないでしょうか。
私の資料中の足りない部分を指摘いただければ、私自身も勉強になり、今後に生かすことができます。
またST以外の方に訪問いただいている場合、このスライドで分かりにくい点、知りたいことなども教えていただければありがたいです。
よろしくお願いいたします。
今回の対象は、実際に嚥下障害者に関わる医療職が中心でしたので、「なぜそういう手段を取るのか」的な話を中心に行いました。
質問として上がってきたことは、
「車椅子は分かるが、ベッド上介助の場合は何度で介助すればよいか?」
「教科書的にはギャッジ何度で食べさせると良い。といった書かれ方をしているが、その何度の基準はフラットの状態からをさすのか?」
「水のみテストは冷水でしなくてはいけないのか?」
「サイダーを飲ませると嚥下が改善するケースがあるがどうか?」
といったことが上がり、最初に私が答えて、リハ医にまとめていただく形で進行しました。