スクリーニング・チャートに興味を持っていただきありがとうございます。
冒頭でも述べたとおり、まだ完成には程遠く、下記のような点について皆様のお知恵を拝借したいと思っております。私一人で作るというよりも、パソコンの世界のオープンソースのような感じで、多くの方の手を入れていただいて、完成できれば。
なお、「→」以降はいただいた意見を元に改善した点です。
議論の残るところだと思いますが、それらについて意見など寄せて抱ければ幸いです。
<悩み中>
ご意見お寄せください。
- 各項目、配点の適切さ。ただし、項目数を増やすとスクリーニングとしての簡便さがなくなるので、総項目数としては25項目前後にしたいと思っています。新項目を増やすなら、削る項目も出てくるということになります。
→「起居動作」も入れたほうがいいとの指摘を受けました。評価項目の抜本的見直しを行い、Ver.1.0としました。(2005.12.3) - 常食を食べている人の摂食指数が「0.5〜1」まで幅があり、嚥下の状態についてもう少し細かく見られればと思います。嚥下に関して、何か別の視点があれば教えていただきたいと思います(スクリーニング的に)。
- 「ADLチャートと呼ぶには、生活動作面の評価が未熟。むしろ、ADLのメンタル的な部分の評価ではないか。」との指摘を頂きました。
→ご指摘のとおり、本チャートの視点は、ADLに影響を及ぼすメンタル面の評価に立っておりますので、名前として不適切と思います。誤解を避けるためにも、「スクリーニング・チャート」と、とりあえず改名したいと思います。(2005.11.26) - 「トイレの自立度」を加えることについて検討中。採点基準など、意見のある方お待ちしてます。
→「トイレ・排泄」の現状を記入するようにしました。点数化はしていませんが、今後も検討します。(2005.10.2) - 評価シートの表現の適切さ。誤解を生まない言い回しとは?
→「危険管理の表現がわかりにくい」ということで、一部表現を訂正しました。(2005.9.24)
→これまで受けた質問を基に、評価シートだけでは判断しづらい事例を「採点基準」のページでまとめました。(2006.1.30) - 他の検査(MMSEなどの認知スケールや失語症検査、介護度なども含め)との整合性。比較検討するには、まだデータ数が足りません。協力(使用)していただける方を募集中です。
- STが中心で作った関係で認知、言語面への偏りが見られます。トータルで判断するためには、他の職種(医師、PT、OT、看護士、介護士など)やご家族から良く聞かれる質問などについても配慮必要と思っています。「STがなんか作ってる。」と通り過ぎることなく、他の職種からも意見を寄せていただければと思います。
- まだ気づいていない検討事項もあると思います。「何が分からないか分からない」という状態。前向きなアドバイスをいただければ。