パズルあれこれ

 パズルも成人のリハビリ向けを探すとなると、意外に苦労します。
 絵柄が子どもっぽい、ピースが細かすぎる、高い、など。。。
 ここではピースの数は60個程度、特に絵柄を注意して集めてみました。


パズルの使い方
   シンプルな方法はひっくり返して最後まで作っていただくことだと思いますが、誰でもできるものでもありません。
 また、「苦手」「これはもう嫌!」などと最初から思わせても大変です。

 相手との会話などを通した印象から「できるだろうか?」と思う方の場合、スクリーニング的には4個固めて抜いたのを1〜数箇所を取るようにしています。
 1個ずつ何箇所かをとるのではあまりに簡単すぎます。
 また2、3個を固めて抜いた空間はまだ狭く、適当に動かして入ってしまう率が高い印象があります。
 4個以上の固めぬき(正方形に近い抜き方)から、ピースが間違った場所に入れることができるようになります。
 間違った場所に入れないことももちろん評価の対象ですが、間違った際の修正能力についても十分評価し、治療を行っていく必要があると思われます。

 ちなみにパズルを簡単にする方法としては、上記の抜くピースの数による難易度の調整と、盤の目をマジックで塗って見やすくする、さらにピースと盤の当てはまるところを番号でつなげる、などの方法があります。

<木製>
 

<20ピース以下>
                      

<20〜40ピース>
            

<40ピース以上>
                       

<その他>
   パズルはパズルですが、少し違う視点で完成させるものです。
                   


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