ここで取り上げた教材は失語症の方の理解や表出の側面にアプローチするものや、声を出して読み上げることで構音障害の練習に使えるものを集めました。
1つの教材がその方の障害に合わせてさまざまな使い方ができます。
またグループ訓練やレクなどにおいても、小道具として使う場面が多くあります。
<カード系>
聴理解や呼称、書字の練習まであらゆることに使っています。単語レベルのカードですが、PACEや状況絵にも使えます。
ここからは文や熟語、反対語など、意味的なつながりで結ばれたカードです。
<表出系>
言葉や文字などを手がかりにして、完成していきます。
<理解系>
かるたのような文の理解によって進めるゲームです。読み上げを促せば、構音障害や音読の練習にもつながります。
<概念系>
色やカテゴリーなど、言語以前の概念形成に。使い方によって、仮名の練習やトークンテストのようにも使えます。
<コミュニケーション補助系>
音声でのやり取りだけでは困難な際に、助けてくれる道具です。
トーキングエイド
レッツ・チャット